SSブログ

予告通り(?)鉄道模型の動画でも [鉄道(模型)]

 と言うワケで、ちょっと"退屈しない玩具"でNゲージを撮ってみた。
30秒程度の動画である。




 京浜東北根岸線の設定。
 それにしても畳が草臥れてるなぁ(笑)。



 で、この動画であるが、アップロード可能なファイル形式と容量
等の制約から、HDR-XR520Vのスペックを生かし切っているとは
とても言えないのが残念である。
 やりようによっては、もっと高い解像度とfpsでアップ出来るので
あろうが、まあ、正直まだ良く分からないのだ(汗)。


 手前を通過する電車はJRのE233 1000番台京浜東北線で、
向こうからやって来るのはタンク貨物ガソリン輸送列車。
 シチュエーション的には京浜東北根岸線の関内~根岸間の
どこかと言ったところである。

 
 E233はJRが新造した通勤形電車である。人によっては中央線
仕様であるオレンジ色の0番台の方が馴染み深いかと思うが、私は
ブルーの1000番台京浜東北線の方が好きだ。
 このE233は、一部で悪名の高い"走るンです"シリーズのE231
で評判の悪かった部分を改善した車両であり、私が一番好きな
JRの通勤形車両でもある。ヘッドライトが額部分の両端にあり、
その表情がナカナカに個性的であるので、アンチからは"顔なし"
(千と千尋に出てきたあれ)と呼ばれたりしている。
 ちなみにこのE233、東海道線用の3000番台も2009年4月現在、
15両1編成のみ存在しており、勿論オビ色も湘南色(オレンジ&グリーン)
で、起動加速度もE231に合わせて2.3km/h/sとなっている。言い
換えれば3000番台は近郊形のE233であり、グリーン車の存在と
内装も一部がBOXシートとなっている点が利用者側から見た京浜
東北線1000番台と中央線0番台との大きな違いと言える。
 余談ではあるが、この湘南色3000番台はTOMIXから11月に
発売予定となっている(おそらく購入してしまうだろう(苦笑)。

 向こうからやってくる貨物列車は根岸駅にある新日本石油精製
根岸製油所からの石油輸送貨物列車(という設定になるのが自然
だろう)。
 先頭の機関車はEF65PF形貨物色である。この機関車、20年
以上前はブルートレインの牽引機であったと言えば、知る人も多い
だろうが、やはりこのPF形はブルーのボディに前面からサイドにクリーム
色のラインが入ったの特急色の方が、やはり馴染み深いかもしれ
ない。
 国鉄からJRへと分社化された際、貨物部門はJR貨物となった訳
だが、JR貨物所属機は全てではないが順次このような塗装となって
いる。地域や時期、はたまた所属する機関区によって、同じ貨物色
でも色々とバリエーションがある。特にブレーキ装置の増圧促進装置
の更新工事を受けた機体は、ナンバープレートが赤くなっていて、この
貨物色の赤プレート機や、特急色のまま赤プレートになった機体等、
それらを調べつつ実車を追いかけるのもまた楽しい。
 牽引されている貨車はJRになってから新造されたガソリン専用
のタンク車”タキ1000”である。このタンク車は従来のタンク車よりも
重心を下げる等の工夫により、石油輸送貨物列車の最高速度
を75km/hから95km/hへと引き上げた。このグリーンのタキ1000
は日本石油の輸送車である。
 


 とまあ、長々とマニアックな事を語ってしまったが、鉄道模型に
興味の無い人にも、この"精密さからくる箱庭的世界観の広さ"
の魅力が伝われば幸いである。




 *まあ、アップした動画がこのレベルではお話しにならない
  のだが・・・。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。