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今回は少々マニアックな"鉄ネタ"で [鉄道(路線)]

 埼玉の大宮から東京を抜け、神奈川の大船へ至る路線
である京浜東北根岸線。その営業路線長は81.2kmにも
なる。ラインカラーはスカイブルー、国鉄色で青22号だ。
 この路線、面白い事に大宮~東京は東北本線の緩行線
扱いとなっている。さらに東京~横浜は東海道線の緩行
線とされ、横浜~大船は"根岸線"と呼ばれている。つまり、
この"京浜東北線"という路線戸籍は存在せず、この呼称は
先述の東北本線と東海道線の緩行に、横浜~大船間の根岸
線を含めた"通称"なのである。


 そんな京浜東北線、実は"上り・下り"という呼び名が
存在しない。
 基本的に"上り"は拠点駅に向かう列車の呼称だが、この
路線の場合、大宮から見た東京方面行きと、横浜から見た
東京方面行きが両方"上り"になってしまう。そのため、大宮
発東京方面行を"南行"、逆を"北行"と区別しているのである。
 そのため、行き先表示も実にバラエティに富んでおり、その
上普通と快速が混在しているので、その行き先表示は20種類
以上もあるらしい。さらにダイヤの乱れ等で通常使われない
行き先表示を含めれば、その種類はさらに増えるのである(私も
正確な数は知らないのだが)。



 そんな京浜東北線の最も(通常利用されない行き先表示を除いて)
レアな行き先表示がこれである。
209akabane.JPG
快速赤羽 [磯子14:02-赤羽15:12(2009年9月現在)]


 "普通"赤羽は頻繁に見られるが、この"快速"種別は土曜
休日の"北行"1本のみである。
 私は狙って撮った訳ではなく、偶然見かけた際に、最もレアな
行き先表示である事を思い出したので撮ってみたのだが、何だか
ラッキーな感じがして少し特した気分になった(笑)。



 日常的に利用している電車での移動を退屈に感じている人は、
こんな何気ないトリビア(とまでは言えないかもしれないが)を
自分で探し、楽しんでみるのも悪く無いと思う。
タグ:鉄道
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