天賞堂16番 C58 [鉄道(模型)]
先日のC62カンタムに続き、私にとって2輌目の16番である。この
C58はカンタムでもDCCでもないアナログDCタイプの模型で、購入した
のは先月下旬であるが、とりあえずナンバープレートを取り付けたので
紹介する事にする。
天賞堂16番 C58標準タイプ(平底テンダー戦前型)
ナンバーは150号機にした。150号機は昭和14年に汽車会社で落成し、
佐倉⇒小山⇒佐倉に所属。昭和44年の廃車までその生涯を関東で
過ごした罐である。取り付けてあったスノープラウは外し、火の粉止め
を装着した。
それにしてもライトケース内のLEDが少々目立っているのはちょっと
ナニな感じである。
しかしC58とは何ともマニアックと言うか、ある意味絶妙なツボを捕ら
えた商品ではなかろうか。しかもこの製品、DCCレディとなっており、
テンダーの石炭積載部分を外すとNEM652タイプのピンコネクタがあり、
DC用のプラグを抜き、そのままデコーダを挿す事でDCC化する事が
出来る。最もスピーカーの搭載方法は、各自で工夫する必要がある
のだが。幸いクマタ貿易が日本型蒸気機関車のDCCデコーダを発売
しており、その中にはC58用もある。現在販売されているデコーダーは
Ver.3.5で絶気にも対応しているとの事だ。先日のC62でも感じたが、
早々にDCC環境を整える必要性を感じている。
赤丸部分がDC用プラグ。これを抜きNEM652タイプのDCCデコーダ
を装着すればそのままDCC制御が可能になる。手前のフレームは
SL-1用のスピーカーを搭載するスペースで、SL-1アナログ制御用
スピーカーのコネクタが準備されているのが判る。搭載されてい
るSL-1対応基盤はこれほどの物である必要はあるのだろうか?
C58は昭和13年から昭和22年にかけて製造された蒸気機関車で、石炭
車を連結したテンダー式において、唯一"1C1"の車軸配置を持ち、給水
暖め機をボイラー前上部に配置するなど、D51に似た雰囲気を有するが
それもそのはず、主任設計技師はD51同じあの島秀雄である。テンダー
車の形態から、大きく戦前型と戦後型に分類され、戦前型はテンダー車
の底が平らになっており、戦後の製造からは船底の様にV時になっている。
大正時代に製造された貨物用の9600形と旅客用の8600形の両方の特性
を持たせた貨客両用の機関車として427輌が製造され、主に千葉と四国で
運用された。特に四国はC58の天下であったという。臨時運用として特急
"あけぼの"を牽引した事もあり、お召し列車の先頭に立った事もある事から、
非常に扱い易く汎用性の高い蒸気機関車であったと言えるだろう。また国鉄
の蒸気機関車として、初めて密閉型のキャブ(運転室)が採用されたのも特筆
に価し、これにより機関助士の労働環境が著しく向上したと言われている。
空気作用管を目立たせるのが天賞堂の表現手法。一部でこの表現
は敬遠されており、薄めたセミグロスブラックやスモークを流す事で
目立たなくさせる人も多い。
秩父鉄道ではC58唯一の動態保存機として、363号機が"パレオエクス
プレス"として活躍している。
やはり蒸気で走る機関車は陸路の王である。16番で蒸気機関車
を楽しむのはやはり良いものだ。ますます16番にハマってしまう自分
を感じる、今日この頃である。。。
C58はカンタムでもDCCでもないアナログDCタイプの模型で、購入した
のは先月下旬であるが、とりあえずナンバープレートを取り付けたので
紹介する事にする。
天賞堂16番 C58標準タイプ(平底テンダー戦前型)
ナンバーは150号機にした。150号機は昭和14年に汽車会社で落成し、
佐倉⇒小山⇒佐倉に所属。昭和44年の廃車までその生涯を関東で
過ごした罐である。取り付けてあったスノープラウは外し、火の粉止め
を装着した。
それにしてもライトケース内のLEDが少々目立っているのはちょっと
ナニな感じである。
しかしC58とは何ともマニアックと言うか、ある意味絶妙なツボを捕ら
えた商品ではなかろうか。しかもこの製品、DCCレディとなっており、
テンダーの石炭積載部分を外すとNEM652タイプのピンコネクタがあり、
DC用のプラグを抜き、そのままデコーダを挿す事でDCC化する事が
出来る。最もスピーカーの搭載方法は、各自で工夫する必要がある
のだが。幸いクマタ貿易が日本型蒸気機関車のDCCデコーダを発売
しており、その中にはC58用もある。現在販売されているデコーダーは
Ver.3.5で絶気にも対応しているとの事だ。先日のC62でも感じたが、
早々にDCC環境を整える必要性を感じている。
赤丸部分がDC用プラグ。これを抜きNEM652タイプのDCCデコーダ
を装着すればそのままDCC制御が可能になる。手前のフレームは
SL-1用のスピーカーを搭載するスペースで、SL-1アナログ制御用
スピーカーのコネクタが準備されているのが判る。搭載されてい
るSL-1対応基盤はこれほどの物である必要はあるのだろうか?
C58は昭和13年から昭和22年にかけて製造された蒸気機関車で、石炭
車を連結したテンダー式において、唯一"1C1"の車軸配置を持ち、給水
暖め機をボイラー前上部に配置するなど、D51に似た雰囲気を有するが
それもそのはず、主任設計技師はD51同じあの島秀雄である。テンダー
車の形態から、大きく戦前型と戦後型に分類され、戦前型はテンダー車
の底が平らになっており、戦後の製造からは船底の様にV時になっている。
大正時代に製造された貨物用の9600形と旅客用の8600形の両方の特性
を持たせた貨客両用の機関車として427輌が製造され、主に千葉と四国で
運用された。特に四国はC58の天下であったという。臨時運用として特急
"あけぼの"を牽引した事もあり、お召し列車の先頭に立った事もある事から、
非常に扱い易く汎用性の高い蒸気機関車であったと言えるだろう。また国鉄
の蒸気機関車として、初めて密閉型のキャブ(運転室)が採用されたのも特筆
に価し、これにより機関助士の労働環境が著しく向上したと言われている。
空気作用管を目立たせるのが天賞堂の表現手法。一部でこの表現
は敬遠されており、薄めたセミグロスブラックやスモークを流す事で
目立たなくさせる人も多い。
秩父鉄道ではC58唯一の動態保存機として、363号機が"パレオエクス
プレス"として活躍している。
やはり蒸気で走る機関車は陸路の王である。16番で蒸気機関車
を楽しむのはやはり良いものだ。ますます16番にハマってしまう自分
を感じる、今日この頃である。。。
タグ:鉄道
2011-03-27 12:43
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コメント(2)
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ここんとこSLにどっぷりな感じですね(笑
しかし天賞堂のプラとはいえいい値段してますよねー。
うちには(ヾノ・∀・`)ムリムリでございます。
カンタムも一時は何とか一両でもと考えてましたが・・・・負担が大きすぎます(汗 妥協しちゃいまして前のブログのコメにもあるとおり「日本海」に方向転換しました。最初は66のカンタムに14系で「みずほ」をと思っておりましたが完成までにいくらかかるん?と考え始めてすぐ「ヤメヤメ」と相成りました。
RAIST師匠も罐はあるんだから後ろを考えないといけないっすね(笑
by ワイドビュー (2011-03-29 11:05)
仰る通り、確かに経済的な負担は大きいですよ、16番は。
それにDCCを見据えて室内灯となると、もうもう涙目になり
ますね(笑)。
実は後ろもあたりを付けてまして、こちらも近々にご紹介する
事になるかもしれません(まだ不確定ではありますが)。
by raist (2011-03-31 00:09)