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天賞堂16番 DD51 842お召し カンタムサウンド [鉄道(模型)]

  1月下旬に予約してあったDD51が入荷となったので、早速引き取ってきた。


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天賞堂16番 DD51 842お召し カンタムサウンド
今回の天賞堂DD51カンタムは貨物用の800番台が中心のラインナップで、
1度に8種類発売された。


 発売された8種類のうち、この842号機のみ、手摺りが金属パーツに
なっており、その他のモデルより3,000円高の価格設定となっているが、
その手摺りの雰囲気が素晴らしく、これだけで雰囲気がグッと良くなって
おり、他のモデルも手摺りを金属性にしても良かったのではと思う。
少々コストがかかっても、価格差以上の効果は歴然だと個人的に思って
いる。サウンドは常務員扉の開け閉め音から始まるのはちょっと要らない
ような気もするのだが、発車時のエンジン音も秀逸である。前回品は
持っていないので比べようも無いが、サウンド自体は全く同じ物である
可能性が高い(若干の修正はあるのかもしれないが)。
 早速簡単な動画をYouTubeにUPしたので、購入を検討している前回品
のオーナーにとって参考になれば幸いである。


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842号機モデルのみ手摺りが金属製である。チェーンも一体整形ではなく、
ちゃんと鎖になっている。しかし開放テコが半透明なのは興ざめか。

 DD51は昭和37年から53年の長きに渡って製造された、国鉄の幹線用
ディーゼル機関車で、車体中央にキャブを配置した凸型と言う、世界的
にも例が無い形状をしている。
 1000ps級のエンジンを2基搭載したこのDD51、速度はC61型、牽引力は
D51型を上回るよう設計されており、日本全国で無煙化を促進したためか、
その登場初期には随分とSLファンから嫌われた機関車でもある。また形式
によっては重連制御も可能で、旅客用はキャブ内にSGを搭載している。
 他にも寒冷地で使用される機体には、先回窓やスノープラウが装備され
るなど、バリエーションが豊富なのもDD51型の魅力である。
 DD51は初期に製造された機体から徐々に廃車も発生しているが、まだ
全国でその姿を見る事ができる。特に青い車体に星がデザインされたJR
北海道所属の"北斗星カラー"重連運用はその白眉であろう。

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前回の天賞堂DD51カンタムは窓ガラスが外はめであったが、今回は
内側からはめられているため、随分とスッキリした。ちなみに特定
ナンバー機だが、ナンバーはユーザー取り付けである。輝くステンレス
の煙突も美しい。仕業札差しに塗り残しがあるのは個体差だろうか?


 この842号機は、本来貨物用800番台に属する形式であるが、非電化
区間におけるお召し列車の牽引指定機でもある。EF5861のように生まれ
ながらの"お召し機"でこそないが、非電化区間においては何度もお召し
列車牽引の栄誉に浴しており、1号編成引退後もイベント列車や工臨の
牽引に活躍する、JR東日本にとっては高崎のスターであり、撮影会など
のイベントで他区に貸し出される事も多く、最近ではJR東が復活させた
C61の試運転を補佐したのも記憶に新しいところだ。

 既に多くの国鉄型車輌が姿を消しつつある昨今であるが、一部のDE51
は延命工事を施され、今でもJR貨物では元気な姿を見る事ができる。 
DD51842号機も、その雄姿で末永く我々Railファンを楽しませて欲しい
ものである。

 

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