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Premium Listening Pleasure [ハードウェア(PC、オーディオ)]

 そう、私にとってそれはSENNHEISERのヘッドホン。


 そう言えば、10年以上使い続けたDocomoからauに乗り換え、数ヶ月
前からiPhone4Sにした事をBlogに記していなかった。
 理由は色々とあるのだが、キャリアを変えるつもりも無い中、急にauと
なり、それならばとiPhone4Sとなった次第で、実はきっかけから実際の
購入手続き開始まで、何と15分という唐突さである。今ではiPodも引退し、
通勤時のプレイヤーはiPhoneになっている。しかし話しには聞いていたが、
バッテリーの消耗が早いのは想像以上である。これでも色々と余分な
ソフトの勝手(?)な動きを止めているのだが、PCのUSBから急速充電
できるコネクタを早々に購入しなければならないかもしれない。テザリング
に関しては今年のゴールデンウイークにイーモバをLTEにしたばかりなの
で当面iPhoneを利用する必要はないが、私の通信環境とiPhoneのバッテリー
消耗率を考えれば、Wi-Fiは別にイーモバを持っている方がBetterだと
思っている(ソフトバンクになってしまったのは何だか不思議な気がしない
でもないが)。



 さて、前回のBlogでSENNHEISERは憧れのメーカーであると述べたが、
これは今を遡る事20年近く前の事である(調べたところ正確には1995年
の事であるようだ)。
 恥ずかしい話しではあるが、当時の私は定期的な収入が無い身の上
であった。その頃愛用していたプレイヤーのイヤホンが壊れてしまい。
秋葉原へ買いに出たのだが、音質では無く価格で選ばざるを得なかった
のはご理解いただけるだろう。折角秋葉原まで来たので、ショップを色々
と巡り、イヤホンだけでなく数万円の高級ヘッドホンなどを試聴してみた
のだ。SONYの高級機やAKG等の音は、それは素晴らしいもので
あったが、その中でもひときわ素直で透き通った音を聴かせ、かけ心地
も柔らかく、一日中でもこれで聴いていたいと思わせるヘッドホンがあった。
それがSENNHEISERのHD600だったのだ。

 それ以来、SENNHEISERは私の中で無意味に神格化(笑)され、車に例え
るならフェラーリと言うか、つまり経済力があっても手を出してはいけない
領域の存在と言うか(いや、フェラーリ買える経済力なんて全くありません
ケド)、とにかく私にとってSENNHEISERとはそういうメーカーなのであり、
今になってSENNHEISERを、それもイヤホンのフラッグシップであるIE80
を入手した私の気持ちを察して頂きたい。
 ここでちょっと現実に戻るが、IE80はQC3に比べ、どうも通勤時の利用
に適していないかもしれない。つまりそれだけノイズキャンセリングとは
街中等の雑音が多い中で、非常に有効な機能なのである。IE80はなまじ
高音質であるがため、電車の中や雑踏の中では、その音質を楽しめない
という事実は、私にとってかなり意外であり、SENNHEISERの高音質を実感
したと言うか、言い換えればどの様な場所でもIE80の高音質を楽しめない
のが少々残念なのであるが、さらにエージングが進み馴染んできたのか、
ここ最近は明らかに低音の量が増え、なかなか良い感じになってきている。
これは年明け頃には今と全く違う音になっているかもしれない。
 IE80はどちらかと言えば低音寄りのチューニングがされており、低音の
調整機能がある事から、明らかに街中での利用を想定しているように思わ
れるが、このタイプの宿命として耳道の個人差による装着感と安定性、そこ
からくる"聴こえ方"の違いという問題もあり、多くのIE80ユーザーは種々の
イヤーピースを試し、自分にとってのジャストフィットを探し求めている。
今のところ私は付属の軟質ウレタン(M)が一番フィットするが、これも折を
見て色々試してみたいと思っており、世間では米軍のヘリパイロットが
愛用しているcomplyのイヤーピースが人気があるようだが、どうもスペック
重視であるがため、コンシューマ的利用においては耐久性に難があるらしく、
1ヵ月~3ヵ月程度での交換が必要なようだ。つまりその都度新しいピース
に交換しなければならず、このイヤーピースがもたらす音にそれだけの
価値を見出すか否か、これは個人の考え方であろう。



 さて、IE80を購入し、そのSENNHEISERサウンドの素晴らしさを再認識
したところで当時の憧れであったHD600が欲しくなってしまい、ちょっと
調べたところ、今はHD650というモデルになり、しかもその上にHD700
(実売平均87,000円)とHD800(実売平均160,000円)というモデルが存在
する事を知った。ちなみにHD650はショップによって随分と価格に開き
があるのは不穏である。並行品でも出所によっては偽物である事があり、
事実IE80もネットショップで"並行品"と称して安く出ている品はまず偽物で
ある(細かい造り等を検証しているサイトもある)。やはり正規品を扱う
ショップで買うのが良いだろうが、今は日本法人が存在するのもちょっと
驚いた(当時はゼネラル通商が代理店だったが、去年の8月に倒産した
事を知った)。

 

 SENNHEISER。それは私にとって至福の音。贅沢といわれようが
ささやかと言われようが、この様な品は結局自己満足に帰結するの
かもしれない。


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