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初音ミク Tony Ver. [アキバ系]

 最近バタバタしていたせいか、帰宅したらAmazonから巨大な箱が
届いていた事に驚き、開封するまで何が着たのか全く見当がつかな
かった。
 まだまだ物流面で危機的状況の地域が多いなか、実際かなり気が
引けたのは事実だが、少しでもポジティブなトピックを提供するのもまた
良しではなかろうか・・・。


miku_1.JPG
マックスファクトリー 初音ミクTonyVer.
ちなみにスケールは1/7である。


 試作品の発表時から、初音ミクの決定版と言われていただけあり、
その躍動感あふれるポーズは圧巻の一言だ。ダイナミックに流れる
ツインテール、体全体で振り返るその一瞬を捉えた造形は本当に
素晴らしく、ふわりとしたそのタイは、見る者に更なるスピード感を
印象付けてくれる。

miku_2.JPG

 個人的にTony氏は好きなイラストレーターなので、その初音ミクと
なれば個人的に押えて当然の品である。Tony氏の絵はナカナカに
造形し難いと思われるが、このミクに関していえばかなりの高レベル
であると言えるだろう。その表情は確かにTony氏の画風を的確に
捉えている(原型制作は智恵理氏)。

 この初音ミク、イラストでは見えない部分も熟考され、実に見ていて
飽きない作品だ。流石にマックスファクトリーであると言えるだろう。


 マックスファクトリー初音ミクTonyVer.。タイミング的には少々遅い
時期に発売されたこの商品、良い意味で後発のメリットが存分に
盛り込まれており、フィギア史に残る"傑作"足りえる要素は十分で
ある。



KORG TRITON Extremeの出来が素晴らしいのですよ! [アキバ系]

 それにしてもこのキーボード、各端子まで精密に造り込まれて
おり、それだけでも鑑賞に堪える出来なのが素晴らしい。

tsumugi.JPG
ALTER けいおん 1/8琴吹紬
撮影:CanonPowerShotS90(全て)

 とまあ、以前に"放課後お茶の時間"で記したアルターの琴吹紬が
発売され届いたのだが、発売日をスッカリ忘れていた為、Amazon
から何が届いたのかと思ってしまった。
 既に多くの人たちがレビューしているように、キーボードの出来
はもう感嘆するしかない程に細かいディテールが造りこまれている。

 このキャラクター、相当なお嬢様で人当たりが良く、4歳の頃から
ピアノを習っているおっとりした女の子である。そのポワンとした
表情も実にらしく、フワっとしたロングヘアーもその造形が秀逸で、
キーボードを演奏している指先の表情も素晴らしく、もはやこの程度
の仕事はアルターとして当然と言った感じだ。 

tsumugi_2.JPG
tsumugi_3.JPG

 この商品、先述のように発売前からそのキーボードの完成度が注目
されていたが、各端子まできちんと造り分けられているのは本当に脱帽
である。もうこのキーボードだけでも、十分に単品商品として成り立ちそう
な程で、ボタンやツマミ類もそのまま操作可能かと思ってしまう。photoの
撮り方によっては、本物かと思わせる事すら出来るのではなかろうか?。

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triton_ex2.JPG
triton_ex3.JPG


 この琴吹紬、TRITONの出来を含め既に多くのblogでレビューされて
おり、各部の出来に関しても詳細なphotoが星の数程紹介されている
ので、私如きのレビューはホドホドに留め置くとしよう。


 さて、残る田井中律も来年2月発売予定となっているので、あとは
その発売を待つのみである。平沢唯、秋山澪から琴吹紬への流れを
見れば、当然ドラムセットの完成度も我々の期待を裏切らないもの
であろう事は想像に難くない(当然予約済み)。

 

"あずにゃんは?"なんて無粋なツッコミは無しって事でヨロシク(笑)。

放課後お茶の時間 [アキバ系]

 カテゴリーを見ると、やはりアキバ系ネタが少ないようなので、
今回は久しぶりにそっち系のネタで行ってみようと思う。
 別にアキバネタが無かった訳でもRaistのキャラとして避けて
いた訳でも、ましてや年齢的に改心した訳でも卒業した訳でも
決して無いのでご安心を(って何を(笑)。


 と言ったところで、今回の更新は久々のアキバネタって事で
コレを。


alteryui.JPG
ALTER けいおん 1/8平沢唯
後ろはFendarのデスクトップアンプ、MiniTwin-Amp。

 アルターの平沢唯である。さすがにアルター、そのクオリティは
見ての通りで、今年の4月に発売された。一時期はそれなりの
プレ値で取引されていたが、今年の12月に再販が決まったよう
である。

 表情も実にホワンとした彼女のキャラらしさが現れていて、その
大きな瞳もかわいらしく、天真爛漫な性格が表情に良く現れている。
演奏中の躍動感あるポーズも実に魅力的だ。それにギター(ギー太)
の出来も素晴らしく、ナイロンだが弦もちゃんと6本張ってあり、サドル
位置を調整するネジまで造り込まれているのは関心してしまう。
 ただ、見る角度によってはちょっと表情の印象が変わってしまう
ように感じるのは少しマイナスポイントだろうか。頭部の造形は
勿論レベルが高いのだが、全体に造りが平面的なようで、それが
せいで見方によっては表情から違う印象を受けてしまうのだろう。
基本的に"笑顔"ではないようだが、それでも一生懸命さが伝わって
くる表情は非常に好感が持てる造形と言える。


alteramio.JPG
ALTER けいおん 1/8秋山澪
先日購入したFendarのBassアンプ、BassBOYと。

 こちらは平沢唯に先駆けて発売された秋山澪である。各社から発売
されたキャラであるが、このアルター版は発売前からNo.1の呼び声が
高かった。こちらもそれなりのプレ値が付いていたが、平沢唯と同様に
やはり12月に再販されるようだ。アルターにしては珍しい事である。

 平沢唯のように角度によって表情が変わる事はあまりなく、やはり
アルターらしい造形が見事で、その流れる髪の造形もナカナカの物だ。
 クールな見た目とは裏腹に繊細で人見知りする性格なのだが、演奏
そのものをノリノリで楽しんでいる雰囲気と笑顔の表現が素敵なこの
秋山澪、こちらも平沢唯と同様にベース(エリザベス)の出来が素晴ら
しく、一目でちゃんとジャズベースである事が分かる。サンバースト
カラーと鼈甲柄のピックガードも完璧だ。左手にちゃんとピックを持って
いるのだが、けいおんのOPで観る限り、秋山澪は指弾き派なので、
これは無くても良かったように思うのは私だけであろうか?
 先述の平沢唯や以前に発売された涼宮ハルヒもそうだが、もう今時
は弦楽器に弦を表現するのは当たり前であるようだ。


 ちなみにこのエリザベス(ジャズベ)、けいおんの影響で、FendarJAPAN
数年分の在庫が数ヶ月でハケてしまったらしい。しかもレフティ(左利き
用モデル)がである!。
 楽器店の通販サイトを見ても、このタイプのジャズベを"澪モデル"と言い
切ってしまっているから驚きだ。それにジャズベだけでなく、平沢唯と
同タイプのレスポールもそれなりに売れたようで、極めつけは下記Link
のVOXヘッドフォンアンプである(実は一寸購買欲を刺激されていたりする
ので、我ながら呆れてしまう(笑)。

"ゆいちゃんの愛器 "ギー太"タイプのギターに最適調整。"
*って意味が分からんが、つまりハムPU向けにチューンされている?
 どうせならキャビネットも"けいおん"ver.を出して欲しいが・・・。



 随分と以前に立体造形に関して記した事があるが、それにしても
この手のフィギアもその表現方法は日々進化している事を実感する。
 今回のけいおんフィギアも、特に秋山澪の髪の毛の造形は秀逸で、
2006年3月に発売されたグッドスマイルカンパニーの遠坂凛(魔法少女)
も、当時はそのボリュームある髪の毛の表現に関心したものだ(今回の
けいおんとはメーカーが違うが)。

 このけいおん。既に残るメンバーの琴吹紬と田井中律も発売される
事が決定しているようで、勿論購入予定である(笑)。



 
 まあ、兎にも角にも、出来の良い立体造形作品は眺めていて飽き
ないものであるって事で、今回は久しぶりのアキバネタである。


May the Force be with You ! [アキバ系]

 Blogのネタとしては、少々"今さら"的なアイテムだとは
思うが、久しぶりに箱から出したので紹介する事にする。


fx.JPG
MASTER REPLICAS社製 FX-LightSaber(LED版)
(with/こたつねこ&錯乱坊(笑) 

 これらを購入したのはエピソード3の公開前後であった。
当時はどのショップでも、入荷即瞬殺状態で、私もネット
情報から"明日土曜某ショップに入荷"という情報を得て、
朝早くに出撃した。

 これ以外にも、Darth Maulのダブル版を所有している。
私はこれでも、そこそこSTAR WARSマニアな漢なのだ。



 Lucasfilm LimitedとMASTER REPLICASのライセンスが切れ
てしまい、今はHasbro社からの発売となっている。
 
 ご存じの方も多いかと思うが、このFX-LightSaber、最初は
ポリカーボネイト製のブレード内側に、発光体としてELシート
を入れた構造であったのだが、後にブレード内部に砲弾型の
LEDを60個以上縦に並べるというものになった(64個らしいが、
モデルによって違うかもしれない)。
 発光体をLEDとした事で光量が増し明るくなると同時に、
グリップ部分のスイッチを入れると”バシュ~ン”という起動音
と共に、光が手元から延びるようになった。効果音はそれだけ
ではない、起動中は常に"ブゥ~ン"というハム音が鳴り、衝撃
を与えると複数のエフェクトサウンドが出る。そしてスイッチ
を切ると、"シュゥ~ン"という音と共に、ブレードの光が先端
からグリップに向かって消灯するという凝りようだ。
 画像にあるMace Winduの紫セイバーであるが、実はLEDの
色調の関係で、ブレード内に紫のLEDが入っている訳ではなく、
ブレード内の青いLED光をブレードの内側に入れた赤いシート
を透過させる事で紫に見せている。



  FX-LightSaber。玩具というには少々高価ではあると思うが、
マニアならずともSTAR WARSファンならば、1本くらいは持って
いて良いアイテムである。


 "フォースと共にあらん事を"

Amazon様々 [アキバ系]

 さすがの私でも、仕事帰りにスーツ姿で買うのは躊躇われる。


ハルヒ激奏.JPG
MaxFactory 涼宮ハルヒ 激奏Ver.

 この歳して何を買っているかと思えばこんなもんである(笑)。



 以前にこのblogで書いたように、私にとってキャラものフィギア
とは、立体造形作品として非常に魅力的な品である故、つい
購入してしまう。ある意味では天賞堂の高価な真鍮製蒸気
機関車模型に近い感覚であるのだが、SLは現実に本物が
存在するので、その物から採寸も可能であるし、実際の設計
図から"そのまま縮尺"する事も可能だ。がしかし、"如何にして
立体化、3次元化表現されているか"という意味においては、
やはりこの様なフィギアの方が、私にとってはより魅力的なの
である。もっとも鉄道模型の方も"広がる世界観"という意味で、
その精密な出来と縮尺感、そして走らせた時の"現実的箱庭"
的な感覚がこの上なく魅力的なのだが・・・。

 この様な商品はその性質上、かなり大きなパッケージングが
されており、紙袋に入れても上からその派手な箱が覗けてし
まうため、スーツ姿で持ち歩くのは大いに躊躇われるのだが、
その点Amazonなら全く問題無い。そう、私はこの手の商品
を全てAmazonで買っているのである。

 そんなに人目を気にするなら、最初からフィギアなど買わな
ければ良いと言われそうだが、そこはblogタイトルにもあるよう
に"世間知らずで阿呆な漢"ゆえ、多めに見てやって欲しい。
それにblogのネタ的にも、このようなトピックはそれなりに需要
もあるだろうと、勝手な理由付けもしているのだから、我なが
ら救いようが無い(笑)。


ハルヒwest.JPG
フィギアコレクター諸兄が絶賛するウエスト周辺の造形。
確かに健康的で可愛らしい(笑)。


 それにしても、昔はキャラ物フィギアといえばレジン製の
組み立てキットで、初心者モデラーには手が出なかった
時代を知る者にとっては、昨今の完成品フィギアの出来
はため息ものである。以前は表面の離型剤落としに表面
の処理、当然組み立てと塗装もせねばならず、特にアニメ
キャラの場合は瞳の塗装にそれは苦労したものだ。それが
今はこれだけのレベルで完成されたフィギアを、誰でも手に
する事ができるのだから素晴らしい。

 いやはや良い時代になったものだ(笑)。

立体造形 [アキバ系]

 実在しない2次元(平面上)のキャラクター3次元化する、立体化
するというのは、想像以上に困難な作業だ。



ハルヒ.JPG

 これはマックスファクトリーから2007年の2月に発売され、瞬く間に
売り切れとなった"1/8涼宮ハルヒ"である。数回の再生産がされた
程の人気商品で、私も入手出来たのはその年の暮れ頃だった
ように記憶している。とにかく、このフィギアは間違いなく"傑作"で
ある事は間違いない。

 この涼宮ハルヒというキャラクターは、"涼宮ハルヒの憂鬱"という、
小説が原作の作品に登場するメインヒロインだ。彼女は傍若
無人だが憎めない、非常に快活な女の子なのだが、このフィギア
はそんなハルヒのキャラクターをこの上なく上手に表現している。

 小説が原作なので、涼宮ハルヒのデータは、小説内の挿絵
のみである。小説の人気から深夜アニメも製作されたが、それ
でも3次元化する上でのデーターは全て2次元情報である。



 人間は2つの目で3次元の存在を認識する。これは片方の目
だけでは捉えきれない、非常に多くの情報を脳で処理する事に
なる。
 試しに目の前にある対象物を見ながら、両目を片方ずつ
"パチパチ"とやってみて欲しい。見える部分と見えない部分の
差がかなりある事が解ると思うが、同じ事を紙に描かれた対象
物に対して試してみると、果たしてどうだろうか。


 さて、そこでこのフィギアであるが、例えばウエストからヒップ、
そして足の付け根までのラインを見て欲しい。実際ににこの
様な骨格はあり得ないし、そもそも上半身と下半身のバランス
も現実の人間としては考えられない。その他に髪の毛であるが、
ここまでボリュームのある頭髪など、3次元世界ではオモチャの
カツラだとしても無理がある。実際、この頭髪部分は顔と並び、
フィギアの出来を左右する重要な部位であるのだが、2次元的
なエッセンスをアピールしつつ、それを立体とするにあたり、非常
に造形が困難な部分でもある。

 2つの目で認識する立体造形物として、2次元から3次元化
する時に、どうしても矛盾が出る部位がある。それを如何に破綻
なくデフォルメし、立体として造形するか。そしてその矛盾を1つ
ずつ無理が出ないよう、的確にデフォルメしながら解決し、さらに
そのデフォルメ部分を、全体像を形作る1つ1つのファクターである
と捉えた時、先に述べた頭髪部分を含め、完成体として、如何に
バランスをとるべきなのか。この問題の解決には、作り手の尋常
成らざる観察眼と形状把握能力、そして想像力と造形対象
であるキャラクターへの最大公約数的な理解が必要不可欠と
なってくる。勿論、作家と呼ばれるレベルの造形師になれば、その人
独自のキャラクター像の解釈も認められ、それが受け入れられる
事もあるが、そのレベルにまで達するのは並大抵の事ではない。
 


 立体造形とは、非常に高い技術とイマジネーションが要求される、
かくも奥深き世界なのだ。このような商品であっても、たかが"アキバ
なヲタフィギア"で片づけられるような物では決してないのである。
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